品種図鑑 — インディカ — Type I (THC 優位)
Afghani — 現代インディカの遺伝的起点となるランドレース
· 更新
品種図鑑 — インディカ — Type I (THC 優位)
· 更新
品種データシート
Afghani(アフガニ)は、アフガニスタンのヒンドゥークシュ山脈一帯 で何世紀も自生・栽培されてきた、純血のインディカ系在来品種。Northern Lights・OG Kush・Bubba Kush など、現代の人気インディカ品種の 遺伝的なご先祖 にあたる、品種改良の基礎となった存在。
「インディカの源流」とも呼ばれる、アフガニスタン産の古い在来品種(ランドレース)。現代の多くの人気インディカ品種は、辿っていくとこの Afghani にぶつかる。
Afghani は 「現代インディカの遺伝的祖」 として位置づけられる。深い土・スパイス・ハシシ的な香りと、強い身体的弛緩・鎮静効果が特徴で、伝統的に ハシシ(乾燥樹脂を圧縮した形態)の原料として中央アジア・中東文化圏で何世紀も使われてきた。
特徴:
1970-80 年代に ヒッピー・トレイル および欧米の種苗業者を通じて、種子が西側に持ち帰られ、オランダ・米国・カナダの育種家が商業品種改良に活用した。
「土・スパイス・ハシシ・木」というアフガン系特有の伝統的香り構成。
純血インディカランドレースとして、以下の効果が頻繁に報告されている:
医療文脈で観察研究レベルで取り上げられる症状:
これらは Δ9-THC とミルセン主体のテルペン構成 の組み合わせから生じるとされる。大規模臨床試験での確立された治療効能はない。
Afghani は 「インディカ表現の標準株」 として現代の品種改良に多用されてきた。代表的な派生・関連品種:
ほぼすべての現代の高品質インディカ系商業品種が Afghani の遺伝子を含むとされる。
ヒンドゥークシュ山脈一帯は 数千年にわたるハシシ文化の中心地:
1980 年代以降のソ連侵攻・タリバン政権・米国主導の対テロ戦争などにより、伝統的栽培の継続は複雑な政治状況に晒されてきた。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Afghani は嗜好用合法地域や原産地で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的・歴史的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
この記事をシェア
Related
基礎知識 · 大麻草とは
サティバ・インディカ・ルデラリスの伝統的分類と、現代研究で議論されているケモタイプ(化学型)分類を整理する。
基礎知識 · 歴史と社会
古代中国・インド・エジプト・ギリシャ・ローマから 20 世紀の国際禁止条約、現代の合法化動向まで、大麻と人類の関わりの通史。