ニュース · 医療·米国
FDA Epidiolex 承認 — 初の大麻草由来医薬品が医療応用に開いた道
米食品医薬品局 (FDA) は 2018 年 6 月、精製カンナビジオール (CBD) 製剤 Epidiolex を難治性てんかんの治療薬として承認した。初の大麻草由来 FDA 承認医薬品となった経緯と医療応用への影響を整理する。
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医療用大麻の最新情報・治療事例・専門家の見解を、出典つきで紹介します。 ニュース・基礎知識・論文を医療の切り口で横断します。
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ニュース · 医療·米国
米食品医薬品局 (FDA) は 2018 年 6 月、精製カンナビジオール (CBD) 製剤 Epidiolex を難治性てんかんの治療薬として承認した。初の大麻草由来 FDA 承認医薬品となった経緯と医療応用への影響を整理する。
ニュース · 医療·イスラエル
イスラエルの化学者ラファエル・メコーラム (1930-2023) は 1960 年代に CBD・THC の化学構造を初めて解明し、1990 年代に内因性カンナビノイド「アナンダミド」を発見した。「カンナビノイド研究の父」と呼ばれる業績を整理する。
基礎知識 · 歴史と社会·米国
1996 年に米国カリフォルニア州で住民投票により可決された Proposition 215 (Compassionate Use Act)。米国で初の州レベル医療大麻合法化となり、後の世界的な医療合法化の波の起点となった。
基礎知識 · 人体への作用·イスラエル
1964 年の THC 構造解明から、患者数最大級の医療大麻プログラムまで。イスラエルが世界の大麻研究の中心地となった経緯と現状を整理する。
論文解説 · 医療
社会不安障害の患者に対する CBD 単回投与の小規模 RCT。模擬公衆スピーチ試験での不安スコア低下を報告した代表的論文を解説する。
論文解説 · 医療
THC と CBD をほぼ 1:1 で含む口腔粘膜スプレー Sativex (ナビキシモルス) は欧州・カナダで多発性硬化症の痙縮に対する補助治療として承認されている。長期試験のレビューを整理する。
論文解説 · 公衆衛生
欧州 11 都市での症例対照研究 (EU-GEI)。日常的な大麻使用と高濃度品の使用が精神病性障害の発症率の地域差をどの程度説明するかを検証した代表的論文を解説する。
論文解説 · 医療
難治性てんかんであるドラベ症候群の小児に CBD を投与した二重盲検プラセボ対照試験。Epidiolex の FDA 承認の根拠となった代表的論文を解説する。
論文解説 · 医療
米国 NASEM が 2017 年に公表した大麻の健康影響に関する総合レビュー報告。100 を超える結論をエビデンスの強度別に整理した、現代の大麻医療研究の基礎文献を解説する。
基礎知識 · 主な成分
精神作用を持たないカンナビノイド CBD。発見の歴史、複雑な作用機序、Epidiolex などの医薬品応用、薬物相互作用、日本における製品規制を整理する。
基礎知識 · 主な成分
生の大麻草に THC はほとんど含まれない。「酸性型」(THCA、CBDA)が加熱で「活性型」(THC、CBD)に変わる脱炭酸反応の仕組みを整理する。
基礎知識 · 人体への作用
同じ大麻でも、吸入・経口・舌下・経皮で発現時間・持続・強度は大きく異なる。摂取経路ごとの薬物動態の違いを整理する。
基礎知識 · 人体への作用
ミトコンドリア外膜上で発見された CB1 受容体(mtCB1)と、細胞エネルギー代謝・神経機能への影響を、新興研究分野として整理する。
基礎知識 · 主な成分
Δ9-THC・CBD を中心に、CBN・CBG・CBC・THCV など主要カンナビノイドの化学的特徴と研究の現状を概観する。
基礎知識 · 人体への作用
1990 年代に発見された人体内のシグナル伝達系。CB1/CB2 受容体、内因性リガンド、恒常性維持における役割を整理する。