品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
Cinderella 99(C99) — パイナップル香で名高い快速サティバ
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品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Cinderella 99(シンデレラ・ナインティナイン。C99・Cindy とも)は、伝説的な育種家集団 Brothers Grimm(MrSoul)が 1990 年代に生んだ、モストリー・サティバ(サティバ優勢) の銘柄である。パイナップルやマンゴーを思わせる 甘いトロピカルな香り と、サティバとしては異例に速い 約 50 日の開花で、いまも語り継がれる古典だ。
パイナップル香と「快速開花」で名を残した、90年代のモストリー・サティバ。サティバらしい覚醒感と、夢見心地(シンデレラ)のような多幸感で知られる。
C99 の物語は、一粒の種から始まる。1996 年、MrSoul がアムステルダムで購入した Jack Herer の花の中に、偶然まぎれていた種子を育てたところ、際立った雌株が現れた。彼はこれを 「Princess(プリンセス)」 と名づける。Princess は、Jack Herer を母に持つ Haze の血を感じさせる個体で、強いパイナップル香、約 50 日という短い成熟期間、そして 豊かな樹脂という、忘れがたい特徴を備えていた。
MrSoul は、枝の強さと収量を補うために、Shiva Skunk 系の雌株と Princess の兄弟にあたる雄を掛け合わせ、さらに 「キュービング(cubing)」 と呼ばれる戻し交配を世代を重ねて行った。こうして Princess の個性を安定させたものが、Cinderella 99 である。すなわち C99 は、Jack Herer 由来の Princess を核に、Shiva Skunk で補強して固定した系譜といえる。
化学型は Type I(THC 優位) に分類される。
テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。C99 で報告される主なものは次のとおり:
「パイナップルのようなトロピカル香」という印象は、テルピノレン主体のテルペン構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。
モストリー・サティバとして、以下の効果傾向が報告されている:
医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:
これらは Δ9-THC の薬理作用と、テルピノレン主体のテルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令(現・大麻草の栽培の規制に関する法律、麻薬及び向精神薬取締法)により規制 されている。Cinderella 99 は嗜好用・医療用が合法な地域で流通してきた品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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