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品種図鑑 サティバ Type I (THC 優位)

Colombian Gold — Skunk #1 を生んだサンタマルタの黄金ランドレース

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品種データシート

系統
サティバ
化学型
Type I (THC 優位)
THC
17-21%
CBD
<0.5%
由来
コロンビア・サンタマルタ山地(ランドレース)
主要テルペン
#limonene#myrcene#caryophyllene
風味
レモン・ライムスカンク甘い
効果傾向
覚醒高揚感クリアな頭創造性

Colombian Gold(コロンビアン・ゴールド。サンタマルタ・ゴールドとも)は、コロンビアの サンタマルタ山地 に育まれた純血のサティバ・ランドレース。金色がかった蕾から「黄金」の名で呼ばれ、1960〜70 年代に米国へ渡って一世を風靡した。さらに、現代ハイブリッドの祖となった Skunk #1 の親系統の一つとして、その遺伝子は今日の多くの品種に受け継がれている、歴史的に重要な品種である。

ひとことで言うと

Skunk #1 を生んだコロンビアの純血サティバ・ランドレース。金色の蕾とレモン・スカンクの香り、覚醒的でクリアな効果で知られる。

概要

Colombian Gold は、コロンビア北部 サンタマルタ山地 の在来種(ランドレース)で、湿潤で風の強い山地の環境に適応してきた純血のサティバとされる。1960〜70 年代、米国のヒッピーや「ストレイン・ハンター」たちがこの遺伝資源を持ち帰り、金色がかった独特の蕾から「Colombian Gold(コロンビアの黄金)」として広く知られるようになった。

特に重要なのは、その 系譜上の役割である:

  • Sam the Skunkman が、Colombian Gold を Skunk #1 の育種に用いた
  • Skunk #1(別記事「Skunk #1」)は、コロンビアン(サンタマルタ)× アフガニ × アカプルコ・ゴールド の三大陸交配で、最初期の安定化ハイブリッドの一つ
  • つまり Colombian Gold は、現代の数百を超えるハイブリッドの遺伝的源流の一つ

形態と特徴

  • 樹高: 高(熱帯サティバらしく縦に大きく伸びる)
  • 開花期: 長め(おおむね 10〜12 週以上)。純血サティバの特徴
  • 収量: 環境が合えば良好だが、栽培管理は容易ではない
  • 栽培難度: 上級(背丈・開花期の長さ・湿度管理)
  • 見た目: ふわりとした蕾に 金色〜黄緑のトーン、トライコームの被覆。名前の由来となった独特の色合い

化学組成

カンナビノイド

  • Δ9-THC: 17-21%(ランドレースとしては高めだが、現代の高 THC 品種ほどではない)
  • CBD: 0.5% 未満

主要テルペン

  • リモネン(limonene): レモン・ライムの柑橘感
  • ミルセン(myrcene): アーシー・ハーバル
  • β-カリオフィレン(caryophyllene): スパイシー

レモン・ライム × スカンク × 甘み × 土」という、シトラス・スカンク系の香りで知られる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。

効果プロファイル(報告されている傾向)

純血サティバとして、以下の効果傾向が報告されている:

  • 覚醒・高揚感(クリアで頭が冴えると表現される)
  • 多幸感・気分の明るさ
  • 創造性・思考の流動性
  • 社交性・活動性

医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:

  • ストレス・気分の落ち込み
  • 疲労感

これらは Δ9-THC の薬理作用と、リモネン主体のテルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない

副作用(報告されているもの)

  • 口渇・眼の乾燥
  • 不安・パラノイア感(覚醒系サティバ全般のリスク、とくに多量摂取時)
  • めまい

派生・関連品種

Colombian Gold は、現代ハイブリッドの祖の一つとして広範な影響を残している。

  • Skunk #1(別記事「Skunk #1」)— Colombian Gold を親に持つ、最初期の安定化ハイブリッドの代表
  • Skunk #1 を介して、数百を超える現代品種に遺伝子が受け継がれている
  • 同じ中南米・熱帯ランドレースとして アカプルコ・ゴールド(メキシコ)、純血サティバとして Durban Poison(南アフリカ)と並ぶ存在

文化的意義

  • 1960〜70 年代の米国大麻文化を象徴する品種の一つで、「Colombian Gold」の名はこの時代のカウンターカルチャーと結びついて語られる
  • Skunk #1 の親として、現代の品種育種の歴史における 遺伝的な礎(いしずえ) となった
  • 純血ランドレースとして、地域固有の遺伝資源を保存・研究する意義の観点でも注目される

日本国内における規制

日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Colombian Gold は嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。

出典 — Sources

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