品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
Purple Haze — ジミヘンで知られる、紫にけむるクラシック・サティバ
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品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Purple Haze(パープル・ヘイズ)は、Purple Thai と Haze を親に持つ、サティバ優勢のクラシックである。名前は、1967 年の ジミ・ヘンドリックスの楽曲「Purple Haze」で世界的に知られるようになった。紫の発色と、ベリーや土を思わせる甘い香り、そして覚醒的で夢見心地のような高揚感で、いまも語り継がれる 文化的アイコンだ。
ジミヘンの楽曲で名を刻んだ、紫にけむるクラシック・サティバ。Haze 由来の鮮烈で夢見心地のような高揚と、ベリー系の甘い香りが個性。
Purple Haze は、Purple Thai と Haze という、いずれもランドレース由来の系統を掛け合わせた サティバ優勢(おおむね 70%)のハイブリッドとされる。親の Haze はそれ自体が、コロンビア・メキシコ・タイ・インドといった各地のランドレースを束ねた古典的サティバであり、Purple Thai はタイのランドレースの血と、目を引く 紫の発色をもたらしている。親系統の背景は別記事「ランドレースとは何か」も参照。
名前が世界的に知られたのは、1967 年のジミ・ヘンドリックスの楽曲を通じてだった。ただし、楽曲がこの品種そのものを歌ったわけではない。品種としての Purple Haze は、その後、Haze 系の遺伝子を紫の発色や構造とともに洗練させる育種のなかで確立された、と整理するのが正確だ。名と実物は、時代を超えて結びついた。
化学型は Type I(THC 優位) に分類される。
テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Purple Haze で報告される主なものは次のとおり:
「ベリー × 土 × 甘み」という香りの印象は、これらのテルペン構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。
サティバ優勢のハイブリッドとして、以下の効果傾向が報告されている:
医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:
これらは Δ9-THC の薬理作用と、テルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令(現・大麻草の栽培の規制に関する法律、麻薬及び向精神薬取締法)により規制 されている。Purple Haze は嗜好用・医療用が合法な地域で流通してきた品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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現代の何百というハイブリッドをさかのぼると、世界各地の"原種"=ランドレースにたどり着く。特定の土地で長い時間をかけて根づいた在来種だ。赤道のサティバと山岳のインディカという二つの適応を軸に、その意味・系譜・いま進む希少化までを俯瞰する。
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