品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
Tangie — タンジェリンの香りで2010年代を象徴した柑橘サティバ
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品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Tangie(タンジー)は、カリフォルニア・オレンジ(Cali-O) と Skunk #1 を掛け合わせて生まれた、サティバ優勢の柑橘系ハイブリッドである。Crockett Family Farms(米カリフォルニア)が育種し、後に DNA Genetics との提携を通じて世界の種子市場・品評会へ広まった。むいたばかりのタンジェリン(みかんの一種) を思わせる鮮烈な香りで知られ、2010 年代の 「シトラス(柑橘)系の復権」を象徴する品種となった。
タンジェリンの香りで2010年代を象徴した柑橘サティバ。Skunk #1 の血を引き、明るく爽やかなオレンジの香りと、頭が冴える高揚感で知られる。
Tangie のルーツは、1980 年代にカリフォルニアで柑橘系の株を選抜していた Crockett Family Farms にさかのぼるとされる。彼らが自家の California Orange(Cali-O) を Skunk #1(別記事「Skunk #1」)系と掛け合わせて生まれたのが Tangie で、オレンジ由来の柑橘テルペンと、Skunk 由来の樹脂の多さ・育てやすさを併せ持つ。
2000 年代後半〜2010 年代前半、Crockett が DNA Genetics(アムステルダムを拠点に活動する種子会社)と組んで Tangie を広く流通させたことで、国際的な種子カタログや品評会で一気に存在感を高めた。以後、数多くの柑橘系・派生品種を生む 「シトラス系の系譜(citrus dynasty)」の中核として語られる。
なお Tangie は、1990 年代の Tangerine Dream 系の柑橘品種を現代向けに作り直した「リバイバル」としても位置づけられることがある。
化学型は Type I(THC 優位) に分類される。
テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Tangie で報告される主なものは次のとおり:
「タンジェリン × オレンジ × 甘み × 花のような香り」という明るい柑橘の印象は、リモネン主体の構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。
サティバ優勢の品種として、以下の効果傾向が報告されている:
医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:
これらは Δ9-THC の薬理作用と、リモネン主体のテルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Tangie は嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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