品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
Trainwreck — メキシカン×タイ×アフガニの快速ハイブリッド
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品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Trainwreck(トレインレック)は、北カリフォルニアで生まれた サティバ優勢のパワフルなハイブリッドである。メキシカンとタイのサティバに、樹脂の多い アフガニのインディカを掛け合わせた系譜で、レモンと松、スパイスが混ざる香りと、速く立ち上がる高揚感で知られる。名前は「列車事故(train wreck)」に由来するという逸話を持つ。
メキシカン×タイ×アフガニから生まれた、快速で力強いハイブリッド。サティバ由来の鋭い高揚に、アフガニ由来の身体の落ち着きが加わる、オールドスクールの名株。
Trainwreck は、大麻栽培で知られる北カリフォルニアの エメラルド・トライアングル(Emerald Triangle)で、1970 年代に生まれたとされる。地元の栽培家が、メキシカン・サティバと タイ・サティバという二つの赤道系ランドレースに、アフガニの樹脂の多いインディカを掛け合わせたのが始まりと語られる。
名前の由来には、近くで起きた列車事故のために早めの収穫を迫られたという逸話がある。真偽はともかく、その名とともに強烈な個性が語り継がれてきた。おおむね 80% ほどがサティバ寄りとされ、サティバの高揚感を軸に、アフガニが開花を早め、つぼみを締め、独特の“脂っぽい”樹脂をもたらしている。親系統の詳細は別記事「ランドレースとは何か」も参照。
化学型は Type I(THC 優位) に分類される。THC が高めの品種で、耐性の低い人には作用が強く出やすい。
テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Trainwreck で報告される主なものは次のとおり:
「レモン×松×スパイス」という香りの印象は、これらのテルペン構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。
サティバ優勢のハイブリッドとして、以下の効果傾向が報告されている:
医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:
これらは Δ9-THC の薬理作用と、テルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令(現・大麻草の栽培の規制に関する法律、麻薬及び向精神薬取締法)により規制 されている。Trainwreck は嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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コラム · 深掘り
現代の何百というハイブリッドをさかのぼると、世界各地の"原種"=ランドレースにたどり着く。特定の土地で長い時間をかけて根づいた在来種だ。赤道のサティバと山岳のインディカという二つの適応を軸に、その意味・系譜・いま進む希少化までを俯瞰する。
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