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品種図鑑 ハイブリッド Type I (THC 優位)

Mimosa — 搾りたてオレンジの香りで知られる柑橘ハイブリッド

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品種データシート

系統
ハイブリッド
化学型
Type I (THC 優位)
THC
19-27%
CBD
<1%
由来
米国(Symbiotic Genetics)
親系統
Clementine × Purple Punch
主要テルペン
#limonene#myrcene#caryophyllene
風味
オレンジ・柑橘トロピカル甘い
効果傾向
覚醒高揚感集中社交性

Mimosa(ミモザ。Purple Mimosa とも)は、ClementinePurple Punch を掛け合わせて生まれた、サティバ優勢のハイブリッドである。米国の種子会社 Symbiotic Genetics が手がけたとされ、搾りたてのオレンジジュースを思わせる鮮烈な柑橘香で知られる。カクテルの「ミモザ(オレンジジュース+スパークリングワイン)」を思わせる名のとおり、明るく軽快な日中向きの品種として人気を集めた。

ひとことで言うと

搾りたてオレンジの香りで知られる、軽快な日中向きハイブリッド。Clementine 由来の柑橘と覚醒感に、Purple Punch 由来のほどよい落ち着きが加わる。

概要

Mimosa は、柑橘系で知られる Clementine(クレメンタイン)と、甘く落ち着いた Purple Punch(別記事「Purple Punch」)の交配に由来する。系統はおおむね サティバ優勢で、Clementine 譲りの覚醒的で明るい高揚感に、Purple Punch 譲りの穏やかな身体のリラックスが組み合わさる。

最も名前どおりの香り」と評されることもあるほど、オレンジ・柑橘の香りが明瞭で、フレーバー(風味)系品種の人気を象徴する一つとなった。

形態と特徴

  • 系統バランス: サティバ優勢のハイブリッド
  • 見た目: 明るい緑にオレンジの雌しべ、しばしば紫がかる表現(Purple Punch 由来)も出る。樹脂(トライコーム)の被覆
  • 香り: オレンジ・柑橘を中心に、トロピカルフルーツの甘みと深みが重なる
  • 栽培: 中程度の開花期。香りの強さが珍重される

化学組成

カンナビノイド

  • Δ9-THC: おおむね 19〜27% 程度(栽培・個体により幅がある)。高めの水準
  • CBD: 1% 未満

化学型は Type I(THC 優位) に分類される。

主要テルペン

テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Mimosa で報告される主なものは次のとおり:

  • リモネン(limonene): **柑橘(オレンジ)**の主役。Mimosa の香りの核
  • ミルセン(myrcene): トロピカル感・土っぽさと、穏やかな身体への作用
  • β-カリオフィレン(caryophyllene): 黒コショウ様のスパイシー

オレンジ・柑橘 × トロピカル × 甘み」という明るい香りの印象は、リモネン主体の構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。

効果プロファイル(報告されている傾向)

サティバ優勢のハイブリッドとして、以下の効果傾向が報告されている:

  • 覚醒・頭の高揚感(明るく軽快、日中向きと表現される)
  • 集中・生産性
  • 社交性・会話の弾み
  • 穏やかな身体のリラックス(Purple Punch 由来)

医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:

  • ストレス・気分の落ち込み
  • 疲労感

これらは Δ9-THC の薬理作用と、リモネン主体のテルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない

副作用(報告されているもの)

  • 口渇・眼の乾燥
  • 不安・パラノイア感(高 THC 品種で生じやすく、とくに多量摂取時)
  • めまい

派生・関連品種

  • 親系統: Clementine と Purple Punch
  • 同じ柑橘・フレーバー系として TangieSuper Lemon Haze、果実・甘味系として Zkittlez と並んで語られる
  • Mimosa 自身も、果実系の多くの現代品種(いわゆる「Mimosa 系」)の交配親として用いられている

文化的意義

  • 柑橘・フルーツ系(フレーバー)品種の代表格として、2010 年代後半の品種トレンドを象徴する
  • カクテルにちなんだ命名は、親しみやすいブランディングの一例としてしばしば言及される
  • 香りの個性が際立つため、テルペン(とくにリモネン) を語るうえでも引き合いに出される

日本国内における規制

日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Mimosa は嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。

出典 — Sources

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