品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
Panama Red — 60〜70年代を象徴する赤毛のサティバ・ランドレース
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品種図鑑 — サティバ — Type I (THC 優位)
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品種データシート
Panama Red(パナマ・レッド。Red Weed とも)は、中米パナマに育まれた 純血サティバ・ランドレース(自然交雑を経て土地に根づいた在来種)である。名前の由来は、成熟すると 赤みを帯びる雌しべ(pistil) の色。1960〜70 年代のカウンターカルチャーを象徴する銘柄として一世を風靡した、歴史的な一株だ。
「赤毛」で知られる、1960〜70年代を象徴する純血サティバ・ランドレース。速く高揚感の強い作用と、スパイシーで木のような香りで、ヒッピー世代に語り継がれてきた古典。
Panama Red は、パナマの温暖で海風の通る環境(パール諸島=Islas de las Perlas などが知られる)で、長い年月をかけて土地に適応した 在来のサティバである。同じく当サイトで扱う Colombian Gold とは、地理的にも近く、もとは共通の野生大麻集団に由来すると広く考えられている(パナマとコロンビアは 1903 年まで一つの国だった)。
1960 年代後半、その 速く鮮烈な作用 で一気に名を広め、Acapulco Gold などと並ぶ「オールドスクールの名品」として、当時の愛好家に強く記憶された。現代の高 THC ハイブリッドとは異なり、純血ランドレースならではの、クリアで多幸感のあるサティバの代表例として語られる。
化学型は Type I(THC 優位) に分類される。現代の高 THC 品種と比べると数値は穏やかだが、作用の速さ・高揚感の強さで知られる。
テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Panama Red で報告される主なものは次のとおり:
「スパイシー × 木 × トロピカル」という香りの印象は、これらのテルペン構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。
純血サティバとして、以下の効果傾向が報告されている:
医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:
これらは Δ9-THC の薬理作用と、テルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令(現・大麻草の栽培の規制に関する法律、麻薬及び向精神薬取締法)により規制 されている。Panama Red は嗜好用・医療用が合法な地域で流通してきた品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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現代の何百というハイブリッドをさかのぼると、世界各地の"原種"=ランドレースにたどり着く。特定の土地で長い時間をかけて根づいた在来種だ。赤道のサティバと山岳のインディカという二つの適応を軸に、その意味・系譜・いま進む希少化までを俯瞰する。
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