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品種図鑑 ハイブリッド Type I (THC 優位)

Forbidden Fruit — チェリーと柑橘が重なる果実系ハイブリッド

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品種データシート

系統
ハイブリッド
化学型
Type I (THC 優位)
THC
20-24%
CBD
<1%
由来
米国カリフォルニア(Chameleon Extracts の Joseph が作出)
成立年
2015
親系統
Cherry Pie × Tangie
主要テルペン
#myrcene#caryophyllene#limonene#linalool
風味
チェリー・ストーンフルーツ柑橘トロピカル(パイナップル)
効果傾向
リラックス鎮静多幸感高揚感

Forbidden Fruit(フォービドゥン・フルーツ。Purple Obeah とも)は、当サイトでも紹介する Cherry PieTangie を掛け合わせて生まれた、インディカ優勢のハイブリッドである。2015 年、米カリフォルニアの Chameleon ExtractsJoseph が、Tangie の株に Cherry Pie の花粉をかけて作出したとされる。チェリーと柑橘・トロピカルが重なる 豊かな果実香で知られる。

ひとことで言うと

チェリー+柑橘の濃厚な果実香で知られる、インディカ寄りのハイブリッド。Tangie のオレンジと Cherry Pie のチェリーを受け継いだ「いいとこ取り」の香り。

概要

Forbidden Fruit は、Cherry Pie(Granddaddy Purple × Durban Poison)と Tangie(California Orange × Skunk #1)という、当サイトでも個別に扱う 2 つの人気品種の交配に由来する。系統はおおむね インディカ 70% 寄りで、Cherry Pie 由来の落ち着きに、Tangie 由来の明るい柑橘が重なる。

香りは、Tangie 譲りのオレンジ・パイナップル・サワーキャンディと、Cherry Pie 譲りのチェリーや焼き菓子のような甘い果実が組み合わさり、土っぽさや松の含みも伴う、複雑で華やかなプロファイルとされる。

形態と特徴

  • 系統バランス: インディカ優勢のハイブリッド(おおむね 70:30)
  • 見た目: 紫がかる表現が出ることがあり(別名 Purple Obeah の由来)、オレンジの雌しべと厚い樹脂(トライコーム)が映える
  • 香り: チェリー・ストーンフルーツ × 柑橘・トロピカル × 松・土
  • 栽培: 中程度の開花期。香りの豊かさが珍重される

化学組成

カンナビノイド

  • Δ9-THC: おおむね 20〜24% 程度(栽培・個体により幅がある)
  • CBD: 1% 未満

化学型は Type I(THC 優位) に分類される。

主要テルペン

テルペンは、植物が持つ香り成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Forbidden Fruit で報告される主なものは次のとおり:

  • ミルセン(myrcene): 土っぽさ・果実感と、穏やかな身体への作用
  • β-カリオフィレン(caryophyllene): 黒コショウ様のスパイシー
  • リモネン(limonene): **柑橘(オレンジ)**の爽やかさ
  • リナロール(linalool): ラベンダー様のフローラルな甘さ

チェリー × 柑橘 × トロピカル × 松」という複雑な香りの印象は、これらのテルペン構成によるものとされる。テルペンと受容体の関係は別記事「テルペンとカンナビノイド受容体活性化(前臨床研究)」も参照。

効果プロファイル(報告されている傾向)

インディカ優勢のハイブリッドとして、以下の効果傾向が報告されている:

  • 身体の深いリラックス・鎮静(Cherry Pie 由来の落ち着き)
  • 多幸感・気分の明るさ
  • 頭の軽い高揚(Tangie 由来)
  • 夜・くつろぎの時間に向くと語られる

医療文脈でユーザーレポートとして言及される症状:

  • ストレス・不眠
  • 痛み
  • 食欲の低下

これらは Δ9-THC の薬理作用と、ミルセン主体のテルペン構成 の組み合わせとされる。大規模臨床試験で確立された治療効能はない

副作用(報告されているもの)

  • 口渇・眼の乾燥
  • 不安・パラノイア感(高 THC 品種で生じやすく、とくに多量摂取時)
  • めまい・眠気

派生・関連品種

文化的意義

  • 果実・デザート系(フレーバー)品種の中でも、2 つの人気品種の交配から生まれた代表例として知られる
  • 別名 Purple Obeah をはじめ、複数の呼び名で流通してきた経緯を持つ
  • 香りの複雑さから、テルペンの組み合わせを語るうえでも引き合いに出される

日本国内における規制

日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令により規制 されている。Forbidden Fruit は嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では大麻取締法のもとで所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。

出典 — Sources

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