品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
ガッシュミンツ(Gush Mints) — ミントとフルーツの人気株をつないだ一株
文責 HighWide Yuuki ·
品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
文責 HighWide Yuuki ·
品種データシート
Gush Mints(ガッシュ・ミンツ)は、Kush Mints に、F1 Durb と Gushers を掛け合わせたハイブリッドである。Gush Mintz、Gushmints の表記でも流通する。
作出は、カリフォルニア州オークランドの育種家 Purple City Genetics。Weedmaps は、この株を同社の「看板品種」と紹介している。米国の大麻情報サイト Leafly が選ぶ「今年の品種」では、2025 年の最終候補に残った。
名前が系譜を表している株。「Gush」は Gushers から、「Mints」は Kush Mints から来ている。香りも、Kush Mints ゆずりの ミントに、胡椒やナッツのような香りが重なるとされる。
| 親 | どんな株か |
|---|---|
| Kush Mints | Bubba Kush と Animal Mints の交配。強いミントの香りで知られる |
| F1 Durb | Weedmaps によると、南アフリカの在来種 Durban Poison の流れを引く |
| Gushers | Gelato #41 と Triangle Kush の交配とされる、フルーツ系の人気株 |
Leafly は、Gushers の代わりに TK41 という名前を挙げている。TK41 は Gushers の別名として使われる名前で、Leafly は別の品種のページで「TK41(Gushers)」と書いている。
3 つの親がどの順番で掛け合わされたのかは、資料によって書き方が違い、確かめられなかった。
Kush Mints は、交配の親として非常によく使われている株である。Gush Mints もその一つで、Animal Mints → Kush Mints → Gush Mints と、「ミント」の名前と香りが世代を超えて受け継がれている。
化学型は Type I(THC が優位) に分類される。
数値は資料ごとに違う。Leafly は 21%、Weedmaps に載っている店の商品の一つは 23.2%。SeedFinder は 30% を超えるという報告に触れている。市販品の検査値は、検査機関や測定条件によってばらつきうる。
テルペンは植物が持つ香りの成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Leafly が挙げる主なものは次のとおり。
この 3 つの組み合わせは、親の Kush Mints で報告されているものと同じである。品種表示に載る「主要テルペン」は、大幅に要約された情報である(「大麻から227種類のテルペンが検出された」参照)。
ユーザーレビューにもとづく傾向として、以下が報告されている。
これらは Δ9-THC の作用と、テルペンの構成の組み合わせとされる。大規模な臨床試験で確かめられた治療効果はない。
SeedFinder には、Gush Mints を親に持つ 43 の直接の子孫が登録されている(2026 年 10 月時点)。Leafly は次の 2 つを挙げている。
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令(現・大麻草の栽培の規制に関する法律、麻薬及び向精神薬取締法)により規制 されている。Gush Mints は嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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