品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
ジェラシー(Jealousy) — 2022年の「今年の品種」に選ばれた一株
文責 HighWide Yuuki ·
品種図鑑 — ハイブリッド — Type I (THC 優位)
文責 HighWide Yuuki ·
品種データシート
ジェラシー(Jealousy)は、Sherbert Bx1 と Gelato 41 を掛け合わせたハイブリッドである。Jsy と略されることもある。
作出は、ロサンゼルスの育種家 Seed Junky Genetics。米国の大麻情報サイト Leafly が選ぶ「今年の品種」に、2022 年に選ばれた。翌 2023 年の「今年の品種」になった パーマネントマーカー は、この株の子にあたる。
2 年続けて「今年の品種」を出した系譜の親。2022 年にジェラシー自身が選ばれ、2023 年にはその子のパーマネントマーカーが選ばれた。香りは、胡椒のようなスパイスに、プラムやアンズのような果物の香りが重なるとされる。
| 親 | どんな株か |
|---|---|
| Sherbert Bx1 | サンセットシャーベット を戻し交配(親と掛け合わせ直すこと)で固めた株 |
| Gelato 41 | ジェラート の中から選ばれた個体の一つ。ジェラートは 2018 年の「今年の品種」 |
ジェラートは、サンセットシャーベットと Thin Mint GSC の交配である。そのためサンセットシャーベットは、ジェラシーにとって 親であり、祖父母でもある。Leafly はこの点を指摘している。
Leafly の 2022 年の発表によると、ジェラシーは Cookies と Seed Junky Genetics が共同で手がけるブランド The Minntz から、2019 年に売り出された。そこから人気が伸び続け、Leafly に登録された 6,000 以上の品種の中で上位 100 に入った。
化学型は Type I(THC が優位) に分類される。
数値は資料ごとに違う。Leafly は 25% とし、20% 台後半の検査結果も出るとしている。PAX は平均を 約 18% としている。市販品の検査値は、検査機関や測定条件によってばらつきうる。
テルペンは植物が持つ香りの成分で、品種ごとの香りの個性をつくる。Leafly が挙げる主なものは次のとおり。
リナロールやフムレンが含まれることもあるとされる。品種表示に載る「主要テルペン」は、大幅に要約された情報である(「大麻から227種類のテルペンが検出された」参照)。
ユーザーレビューにもとづく傾向として、以下が報告されている。
これらは Δ9-THC の作用と、テルペンの構成の組み合わせとされる。大規模な臨床試験で確かめられた治療効果はない。
Leafly の 2022 年の発表では、「十数の有名な品種がジェラシーと掛け合わされている」とされている。主なものは次のとおり。
| 品種 | 組み合わせ |
|---|---|
| パーマネントマーカー | (Biscotti × Sherb Bx)× Jealousy。2023 年の「今年の品種」 |
| Purple Octane | ジェラシーの F2 と (Biscotti × Sherbert Bx1) の交配。Seed Junky Genetics の作 |
| Pacman | ジェラシー × ビスコッティ |
| The Glove | ゲイリー・ペイトン × ジェラシー |
日本国内では大麻草・大麻製品の 所持・使用・栽培・輸出入は大麻取締法および関連法令(現・大麻草の栽培の規制に関する法律、麻薬及び向精神薬取締法)により規制 されている。ジェラシーは嗜好用・医療用が合法な地域で流通する品種であり、本記事は文化的・植物学的な解説を目的としている。日本では所持・使用は違法であり、本記事は特定の使用を推奨するものではない。
出典 — Sources
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